昨年夏に信用買いのポジションを手仕舞いしてしまってからは、持ち株類は塩漬けにしてしつつ(本当は、その時点で全て現金化してしまう and/or 空売りをすべきだったのかも知れませんが)、新興国の株式を中心にドルコスト平均法的に毎月微額づつ投資信託を購入するだけにしていました。
その後、株式市場の動向には目を光らせつつも、今後どのように動くか自分なりの仮説を持てないまま、
・ 労働者人口減、政治不在、そしてこれまでの日本型成功モデルが通用しにくくなってきている状況を考えると、日本市場はもう戻らないんじゃないだろうか?
・ 中国、インド、ブラジル、ロシア等のマーケットが底値になったところで買いを入れようか?
など考え、じーっと待っていたのですが、
日経平均は、この3月途中で一旦若干の底打ちをしたように見えます。
「これは勝負時」、とばかり、4月3日にまた株式相場で少し動いてみることにしました。
・ 3月初めから株価が上がってきている要因の一つとして、09/3末決算対策としてのドレッシング買いの影響があったであろうこと、
・ 製造業について、一時期の在庫調整の影響による超低水準生産は解消するであろうものの(これはこれまでの想定どおり)、グローバル規模で販売水準自体はそれほどは改善していないはず (中国、インドあたりでは、盛り上がってきている、、との話もあるものの・・・)
・ 日本の相場を下支えしていた、年金の買いが減ることの影響がこれから出てくるはず
・ この4月から始まっている10/3月期の企業実績は、2009/3月期以上に厳しいものになるだろう可能性は高く、09/3期決算と共に10/3期の見通しが出始めると、マーケットトレンドは下向くのではないか、
・ G20の盛り上がりもそう長くは続かないだろう
など考え、とりあえず、野村證券(株式市場全体と連動する銘柄として)とホンダ(急激に見直されすぎの輸出銘柄 兼 供給側の制約ですぐには売上げ台数が伸びないはずのインサイトの人気で少々買われすぎ)を、空売りしてみました。
「信用買いは家を失い、信用売りは命を失う」との言葉もあり、信用売りには基本的には極めて慎重で、今回もGWの旅行代を稼ぐことを目標にする程度の、可愛い金額ですけど。
ただ、足元の円安、労働人口発表後の4/3米国株式市場にて前日比プラス引け、
また、ホンダについては、エコカー補助金などの材料もあり、週明けにはもう一段高になりそうな雰囲気もあり、
少々早く動きすぎたかな、、と、今週末は少し反省。
ホンダについては更に急伸する可能性も否めず、一旦早々に手仕舞いしてまた様子を見直そうとも考えていますが、3月決算企業の決算発表が行われる6月末にかけては、株価が調整される可能性も高いとの考えは変えず、引き続き何らかの手を打とうと考えています。
その後買いに転じるか、もしくは その後も日本株の割合を落とすべきか、、、
思考停止状態を止め、またいろいろ考えていこうと思います。
posted by AK at 11:45
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