"How are you?" "How are you doing?" に就いて前回書きましたが、アメリカの挨拶で忘れてはいけないフレーズ。
それは"What's up?"です。
この挨拶、学校で習った覚えはありませんし、学校を卒業してからの英語の勉強はビジネス英語中心でしたので、こうした日常の言い回しは耳にしたことが無く、アメリカに来て初めて出会ったフレーズでした。
朝、友人からいきなり、"What's up?" と言われた私。
とっさに、"What's new?" の趣旨の質問をされているのだと理解し、「日本人がどういう目でアメリカを見ているのか興味深いのかなぁ」などと勝手に解釈して、拙い英語で 頑張ってその日の気付きを3分くらいで説明しました。
優しい友人は、じっと我慢強く私の話を聞いてくれていました。
その友人、挨拶は常に"What's up?"のようで、次の日も、またその次の日も、会うたびに "What's up?"
結構タフでしたが、これもコミュニケーションの一環と、私は毎日 彼の"What's up?"用に、小ネタを考えるのが習慣になっていました。
すれ違いざまに"What's up?"と言われたとき等も、無視したら失礼 とばかりに方向転換し、彼と一緒に歩きながら3分間スピーチ、スピーチ終了後、もう一度方向転換して 自分の進みたい方向に戻る、といった具合に。
それから暫くして、"What's up?"が特に答えを要求していない挨拶だと知りました。
今では、"What's up?" と挨拶された際には、"How are you?"と適当に返したり、"Hi!! What's up?"と返す 「必殺What's up返し」もつ買えるようになりましたが、未だに何故かドキッとしてしまいます。
2010年08月31日
アメリカ挨拶第二弾 "What's up?"
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